日光大猷院廟

川三代将軍家光公の廟所で、公は慶安4年(1651)4月20日葬ぜられ、後光明天皇から 大猷院 の法号を勅賜せられた。その遺命によりこの地に廟所を建立せられ、大棟梁平内大隈守応勝が造営を担当した。工事は承応元年2月16日に着工し、翌2年4月4日に完成と、その間わずか1年2ヶ月という極めて短期間に行われ、22棟の建造物は、東照宮の絢爛豪華に対し、幽玄と さび 、しかも人工の極地の殿堂美が自然美の内にとけこんでいる。
今回、350年めにして初の一般公開が行われました。この貴重な資料を送ります。